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今年の版画ー版画カレンダー

秋に版画を制作しています。

11月に1週間、<版画>、<絵画>、<木の作品>などを展示して保護者の皆様にご覧いただいています。

展示が終わったら、版画には次年度のカレンダーをつけて、家庭に届けています。

きっと各家庭では、目立つところに自分のお子さんの<版画カレンダー>を貼ってくださると思います。

基本は紙版画です。

<年少児>

丸、三角、四角などの紙片を組み合わせて動物を作りました。

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<年中児>

ベースとなる顔、目、鼻、口、髪の毛などのパーツを作り、組み合わせて顔を作りました。各パーツの配置を変えると、<笑った顔>、<怒った顔>など表情が変わることを楽しみました。最後に気に入った表情で固定して版板にして版画にしました。

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<年長児>

割りピンを使って、腕、足、などが動く人形を作りました。色々な動作を人形にさせて遊びました。

いっぱい遊んだ後、好きな動作をしている状態で版板にして版画にしました。
また太陽、ボール、木などを作り、クレパスを使って<擦り出し>の方法で描き、背景としました、

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幼児にとって、動作を表現することは非常に難しいことです。しかしこのような方法であれば簡単に<動作の表現>ができてしまいます。
<動作の表現>もご覧ください。

寒くなりました

急に寒くなりました。

子ども達は元気です。

縄跳びができるようになった年中児。
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張り切って跳んでいます。
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水仙が咲いています。
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ほのかなよい香りがしています。
そっと花に顔を近ずけて
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タンバリン!、トランポリンを跳ぶ順番で待っているとき、跳んでいる子への応援で叩きます。
トランポリンを片づけても、出ているタンバリンを叩いて楽しみます。
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タンタン!シャララー!
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風邪などに罹らないように元気でね!

コマ相撲

11月はじめ頃から年長児で<投げゴマ>が始まりました。 

紐を巻く、コマを投げる、等腕や手の巧緻性が要求されます。
次第に上手に回せる子どもが増えてきました。そこでタライに布を張って<土俵>を作ります。

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<土俵>の上に、コマが一つから二つへ
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二つから三つへ
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タライに張った布は中央部が凹んでいます。コマが中央部によっていきます。互いにぶつかり合い、勢いのないコマは倒されてしまいます。
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最後まで回っていたコマの<勝ち>です。コマの相撲ですね。

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止まっているコマをご覧ください。たくさんのシールが貼ってあるでしょう。
コマを3回 回せたらシールを貼っていい!という約束にしているのです。
コマ回しに誘いかける<動機付け>です。いっぱい付いたシールはコマ回しの<勲章>ですね。

コマに紐を巻き、投げて回すには、腕、特に肘、手首、指の動きをうまく調整して行うことが要求されます。コマ回しがうまくできることは、それら肘、手首、指の動きを調整して一つの動作にすることができることを示しています。
コマ回しが上手であれば、筆記用具を使って文字を書いたり、絵を描いたりすることがきっとうまくできるはずです。楽器を使うことにも繋がります。また縄跳び、ボールつきなど運動面でも繋がりがあります。
逆もまた、<然り>でしょう。

ある行動、活動から他の行動を推論する。そして全体像へと導いていく。全体像から個々の面を推し量る。そんなことの繰り返しが教育活動でしょう。

ことば (幼児期の英語)

英語教育関連の本、<子どもの英語にどう向き合うか>(鳥飼玖美子著 NHK出版新書)、<TOEIC亡国論>(猪浦道夫著 集英社新書)に引き続いて<英語教育幻想>(久保田竜子著 ちくま新書)を読み終えました。

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先に読み終えた2冊と共通するところが多いものです。

本書の<はじめに>に
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〜英語教育における一般通念を「幻想」と呼び、応用言語学の知見から検証します。・・・・
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英語教育に興味がある読者すべてに読んでいただければ幸いです。特に英語を教えている学校や大学の教員、英語教員養成・指導・監督に携わっている教育者、ならびに教育政策作成担当者に有益な視点を提供できるものと確信しています。〜
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そして「幻想」と著者呼ぶものが十章で検証されています。

幻想1 アメリカ・イギリス英語こそが正統な英語である

幻想2 ことばはネイティブスピーカーから学ぶのが一番だ

幻想3 英語のネイティブスピーカーは白人だ

幻想4 英語を学ぶことは欧米の社会や文化を知ることにつながる

幻想5 それぞれの国の文化や言語には独特さがある

幻想6 英語ができれば世界中の誰とも意思疎通ができる

幻想7 英語力は社会的・経済的成功をもたらす

幻想8 英語学習は幼少期からできるだけ早く始めたほうがよい

幻想9 英語は英語で学んだ方がよい

幻想10 英語を学習する目的は英語が使えるようになることだ

それぞれの幻想が歯切れよく否定されています。

幼児教育に関わる者として<幻想8 英語学習は幼少期からできるだけ早く始めたほうがよい>は興味深いものです。
ちなみに私の幼稚園では英語に関連する保育は行っておりません。
現在小学校5、6年で英語の活動が行われており、2020年度からは3、4年でも導入されることで、幼児期でも関心が高まっているようです。幼稚園にもFAX、ダイレクトメール、電話等で幼児英語教育の勧誘がたくさんきています。

諸々の要素が絡み合い、ただ単に<早くから始めればよい>ということではないことが研究結果や諸例を挙げて説明されています。そして年齢に応じて(認知能力の発達)、遅く始めても(12歳ごろ)、早く始めた者(幼児期)と顕著な差が見出されないことが示されています。
英語習得をもたらす要因として、学習の時間数、そして必然性、意欲、母語(日本語)の処理能力等が重要であるということです。
外国人で日本語を習得した人の例として、アメリカ出身のタレントのパックンは23歳で来日して日本語を学習し始めたそうです。また大相撲の外国人力士も日本語を習得しています。彼らも幼児期ではなく10代後半以降来日して日本語を学習し始めたのでしょう。日本語漬けになる時間数、習得しなければならない必然性、意欲、そしてバックグラウンドで言語処理をしている母語の存在があるのでしょう。

諸条件を考慮すれば、日本人全員が英語を母語とする人達と同じように英語を使えるようになることは不可能です。
<幻想10 英語を学習する目的は英語が使えるようになることだ>に述べられているように余暇活動などのレベルでもいいのではないでしょうか。
英語を幼児期、小学校から聞き取り、話せるようにと押し付けられ学習して、英語嫌いにさせては元も子もありません。

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私の園では言葉になる前のこと、感覚等を大事にしたいと考えています。将来的に日本語、英語、中国語・・・・言語のベースとなるべきものです。

モンテッソーリの円柱さしで遊んでいます。
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言語化される以前の感覚です。

なに色が咲くかな?ー希望?お楽しみ?文字の機能

今の季節、チューリップの球根を植えます。

購入する球根には咲く色のシールが付けられています。花壇を咲く色で色分けをしたりするのに便利ですね。
しかし、あらかじめ咲く色がわかっていたら、ワクワク感が半減するかもしれません。

子どもたち各自のプランターに植える球根では、あらかじめ色分けのシールを剥がして各色まぜこぜの状態にして、そこから選ぶようにしています。

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<ひらがな>を習得している年長児では
なに色のチューリップが咲くか、希望や楽しみををタグに書きプランターに挿しています。

<きいろ>が咲いて欲しいな〜
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<ももいろ>が咲いて欲しいな〜
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<あか>が咲いて欲しいな〜
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ただ植えただけより、咲く色への期待や思いがより募ります。
咲いたときの 「当たったー!」 「違ったー!」ということもある意味楽しみでもあるでしょう。

今の自分の思い(咲いて欲しい色)を、未来(チューリップの咲く頃)の自分へ伝えること、時間の流れを越えて伝えるという文字の機能を子ども達が気づいてくれたら、うれしいですね。

教室の中で、黒板に向かい、教師の言動やテキストを参考にしながらするのが<学習>全てではありません。
日常の何気ない行動の中にも<学習>がいっぱいあります。
私たち大人がそれぞれの機会を捉えて子ども達と一緒に意識するのが重要ではないでしょうか。
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プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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