先日歯科医院の待合い室で治療を待っている時、父親と中学生くらいの子ども2人が入室してきました。
父親も子ども達も席に座るなり、すぐスマホを取り出し、スマホの操作に集中し、お互いの会話はまるで無し。
私の名前が呼ばれて治療室に入るまで、10分くらいありましたが、その親子の状態は変わらず。
待っている間、なにもすることがないから、スマホでもいじっていたほうがいいのでしょう。
その親子は家庭ではどのような状況なのかしら?とふと思ってしまいました。

育児中にスマホを見せていることが問題視されています。
母子2人だけの時間帯で、どうしても子どもと向き合う時間が取れずに、「やむにやまれぬ」場合もあるでしょうし、
子どもが喜ぶからと、積極的に使用している場合もあるでしょう。

人間は便利な物に<ついつい使われて>しまっています。
<一時的な緊急避難的な使い方>だと意識しないと、と思わざるをえません。
昔テレビが一般的になりはじめた頃、有名な評論家が「一億総白痴化」と発して流行語となったそうですが、
スマホ依存症も深刻な問題でしょう。

立春を過ぎて、暖かい日が訪れます。
チューリップの芽が地表に出てきました。
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木蓮の芽もこれから咲くであろう花の姿をそっと包んでいるようになりました。
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スマホなどという人工物とは縁のない<自然の営み>で生育している姿に感動さえ覚えます。
もうすぐ音楽会(2月12日)です。

音楽会に向けての練習も終盤です。
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いろいろな楽器を使った合奏もまとまってきました。
目を閉じて聞こえてくる練習に耳を向けていると、「幼児が演奏しているのかな?!」と思えてきます(少し贔屓目ですが)。

使用している楽器は打楽器が主です。
幼児が使っている場合が多いので、旋律を奏でる楽器と比較して、簡単な楽器と思われるかもしれません。
しかし、打楽器は難しい楽器です。
出てくる音が衝撃音なので、多数の打楽器を合わせるのは至難なことです。

しっかりとリズムを刻んでいくと、演奏自体がメリハリのあるものになります。
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マレットや手などを楽器に打ち付けて鳴らす楽器は、衝撃音で歯切れのいい音がでます。
ウッドブロック、タンバリン、
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両手に持った鈴を、両腕を打ち付けるようにして鳴らすと、いい鈴の音色になります。
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大きな鈴は(振るのではなく)手で根元を叩くようにすると歯切れのよい音で鳴ります。
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モンキータンバリンもグロッケンも素敵な音を響かせています。
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手首の動きを、急に止めたりしないと音にならない「マラカス」。
年少児には難しい。いい音を出せるのはさすがに年長児でですね。
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そして、年中児、年長児で旋律を担当するのが鍵盤ハーモニカ群
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本番が楽しみです。

<昭和幼稚園のHPへもお越し下さい>
冬真っ最中で色彩に乏しい園庭ですが水仙が咲いてきます。
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水仙から匂いが漂ってきます。
子ども達はなかなか気がつかないかもしれない、かすかな匂いです。

水仙の側には木蓮があり、芽が次第に大きくなっています。
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これも子ども達にはなかなか気がつかないものです。

目先のインパクトのある現象には、すぐ気がついてくれるのですが、
目立たない現象にも気がついてもらいたいものです。
遊具にのっている年長児
「なにしているの?」尋ねると、「水族館にいるの」
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指差している先が水槽で魚がいるのだそうです。
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「なにもいないじゃない?」と言うと「ジンベイザメ、シャチ、シロナガスクジラがいるの!」

「えさをやる!」といって上から砂を振りかけはじめました。
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「水族館の人(飼育員)みたいに、一緒に泳がないの?」と言うと、はじめは「いや〜!」と言っていたのですが、
そのうち3人とも下の<水槽>に入りました。
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この後、子ども達は教室へ行ってしまい、私もその場所を離れたので、<そこがどうして水族館なのか、等>詳しいことは聞きそびれてしまいました。
3人のうち少なくとも1人は<水族館>に行ってジンベイザメなどを見たのでしょう。ここでの遊具がどうして水族館になったのか、形か?、色などの印象か?、きっと尋ねても大人の私には理解できないことかもしれません。

大人にとっては、こんな<遊びの現象そのもの>を<まずそのまま>見ることが大切だと思います。
遊びの原因やそのような遊びの<効用>を議論したり評価することはナンセンスでしょう。子どもは大人とは異なる<世界>にいるのですから。
昨今話題になる<人工知能>とは無縁の世界でしょう。こんな遊びの世界にどっぷり浸かった体験をもつ子どもはきっと<人工知能>と対峙していけるように思います。
昨年は当ブログにお越しいただき、ありがとうございました。
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今年もよろしくお願いします。
プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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