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プールの活用

夏に水を入れて水の活動に利用しているプール。

水の活動が終わったら、どうなっているのでしょうか?
ほとんどのところでは、中に入らないようにしているだけではないでしょうか。

以前にも何度か、夏以外のプールの活用を書いてきました。
プールは、適度に囲まれて、<遊び>を誘発する素晴らしい空間です。

本園ではこれからの季節、磁石の活動が始まります。
そのきっかけとして、プールを<釣り堀>または大きな<海>にして<魚釣ごっこ>の場所にしました。

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何が始まるのだろうと、寄ってくる子ども達。
年長児や年中児はプールサイドに用意した物をみて、「さかなつりだー!」
釣竿を持って魚釣ごっこです。今年入園した年少児は上の子ども達の姿に誘われて始めます。

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釣竿の糸の先には磁石が付いています。魚にはクリップが入っています。

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たくさん釣れました。

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釣竿の糸を魚に当てても釣れない魚もあります。
全ての魚にクリップが入っているのではありません。

<なんで釣れないの?>、<なんで釣れるの?>不思議に思って考えてみてね。

砂場での光景

子ども達は物に触発されて思い思いに遊び始めます。

物と身体動作が一連の運動感覚を引き起こして遊びの状態になっています。
動作が<何かの目的を達成する>というよりも、動作そのものを楽しんでいるようです。

砂場での一コマです。
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二人の女児が筒をつなげてそこに砂を入れています。
何かの目的のために筒に砂を入れているのではなく、<砂を入れている>ことが楽しいよです。

その左手では、一人の男児が<新幹線型のシャベル>をつなげて列車に見立て動かして遊んでいます。
この子は砂場で<列車を動かす>という動作に加えて、<列車>という視覚的なイメージをもって遊んでいるようです。

その上では男児が砂に<物を埋めて>遊んでいます。
<埋める>という動作を楽しんでいるようです。
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これら3組の遊びのグループは互いに無関係に遊んでいます。

つなげていた筒を外して
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もう一人の子も筒を外して
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外した筒のところにがちょっと山のようになっていたので、そこの土を加えて、<加えること>を楽しんでいるようです。
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3組、互いに無関係に、自分たちの動作で遊んでいます。
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さて、片付けの時がきました。
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形、素材などを基準に分けて片付けています。
そこではお互いに<協同>して行っているようです。
そこでは、<動作>だけではなく、<片付け>という共通の<目的>があるからなのでしょう。
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大人の指示などなくても、こんなに整理整頓した状態で片付けました。
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大人(親や保育者など)の指示などに無関係な、子ども達の自然な状態、そこには自ら律している行動する世界が現れています。
保育や教育などはこんな状況を根底におくべきでしょう。
大人の指示、方向付けなどは、そんな状況に寄り添うようにして。

節分ー季節の変わり目

今日は節分、季節の変わり目。

桜の芽も硬く
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木蓮も同じ
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チューリップも芽が出たところ
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少しずつでも春が近づいているのでしょう。

これから、ちょっとした変化にも気づくように!

ダルマを倒すぞ!

園庭にはボール投げのコーナーが出ています。

的はもうじき節分ということで、鬼!
的の絵めがけて新聞を丸めた手のひら大のボールを投げます。野球の投球フォームのようにして。

鬼がしばらく続いたので、的が鬼に変わって、ダルマになりました。
新聞ボールでは軽すぎて当たってもダルマは倒れません。

そこで新しいボールの登場です。
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ちょっと大きめのゴムボールとラクビーボールです。

さー、どんなフォームで投げるのでしょう?
新聞ボールの時と同じように、野球の投球フォームで投げてみました。ボールが大きすぎてうなく投げられません。

そこで、サッカーのスローインのように両手で持って頭上からエイ!
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ダルマに当たった!、倒れた!

何回も繰り返します。次第に高く、遠くに飛ばせるようになってきました。

ボールによっていろいろな投げ方があるのですね。
その時の状況で判断して対応していますね。

おもちゃー機能と形態

物には<形態>と<機能>という二面性があります。

例えば、自動車では<形態>は自動車の形ですね。<機能>とはエンジンがどうの、何人乗りか、スピードはどうか・・・
カタログでみれば、<形態>は自動車の写真、<機能>は性能明細とでもいうべき specification

一般には<機能>と<形態>が深く結びついています。
乗りごごちがよく、快適な自動車は<機能>に見合った<形態>をしていますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
子ども達が遊んでいます。
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右の子どもは手に何かを持って耳に当てています。左の子どもは手に持って台の上に置いています。
暗くてよく写っていないのですが、奥の子どもも手に物を持って耳に当てています。

左の子どもも手にしている物を耳に当てはじめました。
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何を持って何をしているのでしょうか?
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どうも<電話>を持ってお話をしているのです。
<話に夢中>になっているこの顔!

スマホや携帯が一般的になった昨今の電話事情でも、この子ども達が手にしている<電話>はちょっと前の世代の固定電話のようですね。
子ども達が手にしている<電話>は<電話のおもちゃ>ではありません。
実は<乗り物のおもちゃ>なのです。

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<乗り物のおもちゃ>が電話の形(形態)に似ているから、<電話>になったのでしょう。
電話としての<機能>は<音声がつながる>ということですが、ここの場合、空気中を音声が伝わっているので、<乗り物のおもちゃ>でもこの<機能>を有しているかのようです。

子ども達は<機能>と<形態>を発見し、うまく使って<おもちゃ>として遊んでいます。
二人の子どもが離れていて音声が届かない所だったら、<乗り物のおもちゃ>は<電話>にはなりません。音声を伝えるという<機能>がないからです。

おもちゃはこの例のように<機能>と<形態>を不可分としているのではありません。大人が(おもちゃメーカー)が開発するおもちゃは<機能>と<形態>を結びつけようとするものもあれば、<形態>だけに特化したものなど様々です。
子ども達は、既成のおもちゃでなくても、様々な身の回りの物から、<機能>や<形態>を抽出しておもちゃに仕立て遊びに興じています。

このような遊びの様子に、人間としての成長に大切なことがいっぱい詰まっています。
AIが進歩しても<乗り物のおもちゃ>が<電話のおもちゃ>に変身することを導き出すことはほとんどないでしょう。AIは大量のデータから諸条件の下、最適値を導出するように仕向けられているのですから。最適値でないことを導き出せるのは人間としての証ではないでしょうか。
こんな思いもかけない経験、体験を大人の私たち、特に教育者は見出し、子ども達に気づかせていきたいものです。
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プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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