新年度が始まって1週間。

不安定な新入園児もまだいます。

動作をした結果、なにか変化が現われること=感覚運動的な動作が不安定な状態を解消させてくれるようです。

毎年、園庭には<こいのぼり作り>のコーナーがでます。
今年は入園式の翌日10日から毎日<こいのぼり>のコーナーがでています。
<こいのぼり>の形の紙を用意してあります。
このコーナーに興味を持った子が集まってきます。
年長児、年中児は一昨年や昨年の経験から、すぐ集まってきます。
そんな光景につられて新入園児も集まってきます。
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模様付けをしてすぐ出来上がり。
先生に棒につけてもらって、完成です。
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完成したら持って走ります。(この写真、入園式翌日の新入園児です)
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自分で作った<こいのぼり>、ちょっと不安も解消されそうです。

作ったけれど、他の場所でも遊びたい!
作った<こいのぼり>どうしよう?
それなら横に渡した紐につけて泳がせておきましょう!
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<こいのぼり>を持って走っている光景や紐にいっぱい吊るされて<泳ぐこいのぼり>が興味のなかった子どもへも<こいのぼり>作りへと誘いかけます。

毎日コーナーにきて作っていきます。

なかには棒に何匹も<こいのぼり>をつける子どもも現れます。
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降園する時には、作った<こいのぼり>を持って帰ります。
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毎日毎日、たくさんの<こいのぼり>が子ども達の家庭へ渡っています。

一つ作って<お終い>ではありません!
好きなこと、興味のあることは、いっぱいやっていいんです!
そんな他の子どもの光景を見て、興味のなかった子どもも興味をもってくれることも期待しているのです。
新学期、新しいはじまりです。

昨日の雨で大分桜が散りました。
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地面はご覧のとおり。
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こんななか9日には新入園児を迎えます。

園児達はどんな気持ちで登園してくるのでしょうか。

保護者からいろいろと聞かされているのでしょうが、多分子どもにとってははなんのことかわからないでしょう。

入園式の翌日からは親はいません。

「なんでお母さんがいないの?」不安でいっぱいでしょう。

私たち幼稚園のスタッフの役割は?

子どもにとって、安心できる場所であること、を示すこと。

それには<今までの家庭での状況>の<延長>を考えること。

それがなかなか難しい。

それと平行して、家庭では出会えなかったことへの誘いかけ。

いっぱいの人間(大人も子どもも)

自分とは違う子ども達の行動

いろいろな環境(植物、おもちゃ、等等)

桜、チューリップやこんな花々が子ども達の新しい環境への第一歩を導いてくれますように
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春休みになり、年度末と新学期に向けて、園長としては1年で一番忙しい時期です。

今年は桜の開花が早く、今日あたりほぼ満開となりました。
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チューリップも同様はぼ満開です。
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新学期が始まる頃は花は散って、葉桜でしょうか。
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毎年3月に、卒園をひかえた年長児対象に、警察署から交通指導員を迎え、路上で<交通安全教室>を行なっています。

交通指導員から、信号の色の意味や注意事項を聞いても、年長児では「頭」では理解しています。
多分、今の子ども達は、親子同伴ではなく、一人で自分の判断で、信号機を見て道路を渡った経験はないようです。

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信号が<青>でも足がすくんで行動出来ないのです。
いろいろな理由が考えられるしょう。
<今、青でも、動いている自動車が見える、・・・>
<止まってくれるのか、わからない、・・・>
<すぐ歩き始めてだいじょうぶなの??・・・>
<・・・・・・・>
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車の状況、信号の時間等、状況を見計った大人から<だいじょうぶだよ!さ〜歩いて!>という声と
<背中を押す>動作で
やっと歩き始めます。

<わかる、できる>、という状態ではないですね。
実際に、「記号としての信号」<信号の青=進んでよい>という簡単きわまりない<シニフィアン(記号表現)>では、道路横断という行為に導きません。
道路状況、信号の点灯時間、等々を含めた<シニフィエ(記号内容)>があってはじめて、行動に結びつきます。
<シニフエ>の獲得は視覚、聴覚、・・・全ての感覚を動員して得られるものです。

道路横断に限らす、<わかる、できる>には全ての感覚を動員して得られるものです。
言語もしかり、認識もしかり・・・
運動動作もしかり
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一般に、とくに大人は、「記号」にどっぷり浸かっているので、「記号」で全てが処理出来ると、<錯覚>している場合が多いでしょう。
子どもは大人のような「記号」にどっぷ浸かる以前の状態にあるのです。
大人も、時には「記号」以前の感覚の世界に立ち戻りたいものです。
年長児が家を描きました。

色画紙を切って、各部屋に見立てました。
願望が入り交じった家です。

女児 台所や寝室が描かれています。
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男児 「おもち」と書いた箱はおもちゃ箱のようです。たくさんのおもちゃ箱がありますね。
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女児 1階右は玄関のようです。中の部屋には大きなゴミ箱がおかれています。2階の左の部屋はテーブルが置かれ、テーブルの上には花瓶もあります。食事をする部屋でしょうか。右の部屋にはテレビが置かれ、テレビ台の下には「おかしばこ」もあります。テレビを見たり、ゲームをしているのでしょう。3階にはトイレとシャワーを備えた風呂場です。
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女児 テーブルに食事が並べられ、楽しい食事の風景です。テーブルの下には猫も.います。1階には猫もいます。左の部屋には机椅子もスタンドもあるようです。
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男児 左端はエレベーターになっています。
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男児 ブランコ、滑り台があったり、ジェットコースターがあるようです。
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女児の絵には、日常の生活を中心にした部屋や物が描かれています。
一方男児の絵には生活よりは「あそび」を中心としたことが描かれているようです。
どれも願望を中心にした楽しい絵です。
プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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