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新学期が始まったよ!

桜は満開を過ぎましたが、桜の木の下では
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自由に鯉のぼりを作るコーナー
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できたら横に渡した紐に繋げます。
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鯉のぼりがいっぱい泳いで入り下を走ります。
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いろいろな花がいっぱい咲き、風も気持ちのいい季節です。

いろいろなことがいっぱい

本園には大型のマリンバがたくさんあります。5オクターブが2台、4オクターブ半が4台、4オクターブが数台・・・20数台のマリンバがあります。
保育でこれらのマリンバを鳴らして合奏を楽しんできました。

年長児はもうすぐ卒園です。こんなに大きなマリンバをたくさん所有している幼稚園はないでしょう。また小学校、中学校、高校でもないでしょう。卒園して大きなマリンバに接する機会もほとんどなくなってしまうでしょう。ひょっとしたら最後かもしれません。
そこで自由に接するような場を儲けました。
しかし、マリンバだけではつまらない、同じ部屋にマリンバ以外のものも並べ、子供達の自由意志で選択できるようにしました。

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ここは家に見立てた大型積み木と着せ替え人形
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中央の机には恩物積み木で遊べるようになっています。
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たくさんマリンバの経験を積んでいる年長児、まだほとんど経験のない年中児。
年長児はこれまで習った曲を鳴らしたり、知っている曲を鳴らしたりしています。
年中児は釣られて年長児と一緒に鳴らす子もいますが、着せ替え人形で遊んでいる子が多いですね。
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こちらは積み木を積んで<積み木崩し>に熱中
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マリンバに取り付いて音を楽しむ子供達、マリンバに関心がなく、人形や積み木に熱中する子供達、しかし時間がたてば、人形遊びや積み木遊びからマリンバへ、逆にマリンバから人形や積み木へ、行動は移っています。
人形遊びをしている子供にも、積み木遊びをしている子供にもマリンバの音、音楽は聞こえています。
マリンバを鳴らしている子供には人形遊びや積み木遊びが視野に入っています。

子供達は自分の意思で遊びを選択する、こんな<混沌とした状況>をたくさん用意したく考えています。
ある活動に特化するのは、そんな状況を踏まえてから、
また特化した活動から、また自由意思の<混沌とした>状況へ

学校のような<硬直した教科学習>から離れて!

数える 10進法の仕組みに沿って

年長児 縄跳びを連続して100回以上できるようになりました。

縄を跳ぶグループと、数えるグループに別れ、掛け声だけでなく、計数盤を使って数えます。
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<イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュウ、ジュー>と数えたら計数盤の玉を一つ動かします。
そしてまた、<イチ、ニ、サン、・・・キュウ、ジュー>と数え玉を動かしていきます。

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10を単位として数えていきます。
10進法の方法です。
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今回は70まで数えることにしました。計数盤の玉が7つのところに洗濯バサミで<印>を付けてあります。
玉一つが10だから、玉7つで、<ジュー、2ジュー、3ジュー、4ジュー、5ジュー、6ジュー、7ジュー>というわけです。
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モンテッソーリの教具に
(1〜10までの)粒、(10個の粒が串に刺さった)10を示す棒、(10粒がついた棒が10並んだ)100を示す板、(100粒ついた板が10重なった)1000を示す立法体、のビーズ玉のセットがあります。10進法を習得する教材です。

モンテッソーリの教具よりももっと身近な計数盤でおこなっています。
闇雲に数を唱えるでなく、10進法の仕組みに沿って数える方法でおこなっています。
論理的にね!


幼児教育に出会った頃ー動作の発見

以前に幼児教育に出会った頃として幼児の絵画との出会いを書きましたが、また別の視点として幼児の動作がありました。

当然のごとく3歳児として春に入園した頃は色々な動作がぎこちなく、<歩く>といった基本的な動作も不安定なところもあります。
春に入園して園生活の慣れてきた5月ごろから、直径15cmくらいの弾むボールで遊び始めます。転がしたり、投げたりついたりして、次第に<連続してつく><ボールつき>に誘っていきます。初めはついたボールが手元に戻ってこない、・・・<連続してつく>には至っていませんが、夏休み近づく頃にはある程度<連続してつく>ようになっていきます。

3歳児の3学期の頃には縄を渡して、縄で遊ぶことが始まります。縄を丸めて投げたりして、次第に縄を回すように誘っていきます。4歳児の頃にはほとんどの子供が<縄跳び>ができるようになっていきます。

<ボールつき>や<縄跳び>ができるようになっていく過程を、「年齢が上がっていくにつれて上手になっていく」と単に思っていました。

その頃、本園でも木工活動で、ノコギリで木を切ったり、金槌を使って釘で木の部品をつなぎ合わせることも行なっていました。年長児でもなかなかうまく釘を打てません。打ち損ねて曲がった釘がいっぱいできます。「幼児だから仕方ないんだね」などと思っていました。

ある機会があって別の幼稚園を見学したことがありました。そこには木工コーナーがあって、打ち損ねて曲がった釘がいっぱいありました。

幼児が釘を打つ動作をよく見てみました。そして大人の釘を打つ動作と比較してみました。
大人は手首のスナップを使って金槌を早い動作で動かし、釘を打ち込んでいきます。ところが幼児では手首のスナップはほとんどなく、肘から指先までが一体の<棒>状になっていて、肘を回転の中心とした<緩やかな>動作で金槌動かし、釘を<押し込んで>いるのです。強い衝撃力が釘に与えられず、木に突き刺さっていけず、途中で<曲がって>しまうのでした。

<肩>、<肘>、<手首>、<指の関節>、といった動作の起点となる部分の<発達の差>がわかってきました。<肩>→<肘>→<手首>→<指>といった大まかな流れです。幼児期では<手首>や<指の関節>をコントロールすることがまだ未発達のようです。

このような動作の<発見>で<ボールつき>や<縄跳び>などの運動面、クレパスや絵筆や鉛筆などの筆記用具を使う描画活動、楽器を使う音楽活動などを、<用具(ボール、縄、絵筆、鉛筆、カスタネット、打楽器、鍵盤ハーモニカ、・・・)>を使う身体動作(腕の動作)として統一的に見ることができるようになりました。

動作を通して見る、それが使う用具によって様々な活動に展開していく、といった具合に


フープ回しとマリンバ、運動?音楽?

ここしばらくフープがでています。

いろいろな動作をして遊んでいますが、縄跳びの延長で、フープを縄がわりにして回しています。
1年以上の前の年中児の頃から縄跳びができるようになった年長児です。
縄を回す際、肩を中心した動作や肘を大きく回していた頃から比べて、肘や手首をうまく使っています。
100回以上安定して跳べます。

フープを回す際には肩を使った動作はできません。肘も大きくは動かせません。
主に手首の動作で回すことになります。

写真を見てください。
肩や肘はほとんど動いていません。
手首の<かえし>でフープを回しているのがわかるでしょう。

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縄跳びが安定してできるようになったばかりの年中児では、肩を中心とした動作や肘を大きく動かして縄を回しているので、フープ回しはまだできません。

フープ回しで見られるように、年長児では手首の動きをコントロールすることができるようになってきました。手首をコントロールして細かい動作も可能となってきます。

そんな一例として、マリンバ(大型木琴)の演奏です。
手首の<かえし>をうまく使って、マレットを飛び跳ねるようにして音盤を叩かないと、いい音がでません。

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素敵な音が響き合奏を楽しんでいます。

マリンバだけでなく、筆記用具をうまくコントロールして絵を描いたり、文字を書いたりしています。

身体のいろいろな動きが、道具(楽器、筆記用具・・・・)を使い、いろいろな活動(音楽、文字、絵・・・・)に発展していきます。

小学校以降の<教科学習>などではない、総合的な活動として本来の<学習>があると思いませんか。

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プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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