東京のある公立小学校が有名ブランドのデザインによる標準服(事実上の制服)を採用することで、ちょっとした話題になっています。

話題の論点は「一式8万以上で高すぎる!」「公立校なのにブランド化とはなにごとか!」にあるようです。
また通行人から<いやがらせ>を受けてているその小学校の児童もいるとか。

一般的に制服の機能として
(1)<所属する者とそうでない者を明確に区別する>
(2)<組織における立場や機能を重視したデザインになっている>
がありますが、

この話題では(1)のことでしか話題になっていないように思われます。
校長先生や賛成派は<いい派=帰属意識を高める>、
報道で知る限りの反対派は<値段に不満、そこまでしなくても>

さて(2)のことはどうでしょうか。
多分小学校生活に適応したデザインにはなっていないでしょう。
時間割による諸活動では別の服に着替えたり(体育では体操服など)しているでしょう。

学校生活での制服など(1)のことしか考慮してなくて、<そんなものいらないよ!!>と言いたくなるのですが、いかがでしょうか。

活動の内容、状況が刻一刻変化していくのが本来の幼児の活動であり、それに対応するのが幼児教育です。
ですから、固定した機能に制約される制服など必要なく、普段の服装でいろいろな活動を行なっていくのが幼児教育です。
ボールを追いかけて
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蹴って
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別の所ではフープを回したり
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フープを回すのから、縄跳びのように変化したり
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スカートの格好で雲梯渡り
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プールの壁によじ登り
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二人並んでプールの壁に腰掛け
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今オリンピックの試合がテレビでたくさん流れてきます。
各競技、選手達の纏っているユニフォームが機能美に溢れています。
スピードスケートでは空気抵抗を減らすため頭から全身をすっぽり包んでいるユニホーム、などなど。
制服の機能としての(2)を十分に活かし、その結果として<美>につながっている、素晴らしいことではありませんか。
(1)をいくら洗練させても(2)の洗練さに比べれば取るに足らないと思いませんか。

こちら(制服考)もご参考に>
本園には30台ほどのマリンバ(大型木琴)があります。

園児達はこのマリンバで合奏をしています。
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また有志のお母さん達もこのマリンバで合奏を楽しみ(ママ・マリンバ)、本園の音楽フェスティバルに参加しています。
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毎年園児や保護者向けにミニ音楽会を開催しています。
園児達が日常の保育で使っている楽器や、日常聴いている楽器を主体としています。
プロの人が演奏するとどうなるのか?
目と耳と身体で感じてもらいたいためです。

今回はマリンバ演奏会です。
本園の所有で一番大きな5オクターブの<コンサート・マリンバ>を使って
マリンバ・デュオ<なつかよ>さんにお願いしました。
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<剣の舞><トルコ行進曲><ディズニー・メドレー>など、一緒に歌ったり、身体を動かして楽しみました。

今流行の<さくらんぼ>の曲が流れると、一緒に踊ったり
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11月の音楽フェスティバルで演奏した<テキーラ>が流れると、
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曲に合わせて『テキーラ!』『テキーラ!』とかけ声を合わせていきました。
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早いマレットの動き、片手に2本、両手で4本のマレットを操る演奏を目にし、ダイナミックな音にも触れ、驚き、自分達と違うプロの演奏に感激した演奏会でした。

<なつかよ>さんの演奏をYouTubeで
園庭に三輪車をはじめとしていろいろな乗り物が出ています。

2輪のスケーターです。
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片足で地面を蹴って走ります。年中児や年長児ではバランスをとってとても速く走ります。人気の機種です。

3輪のスケーターです。片足で地面を蹴って走るのは2輪のスケーターと同じです。バランスをとって片足で蹴って走るのにまだ慣れていない年少児向きかな。
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2輪の乗り物です。発明された頃の自転車のようです。サドルに腰をおろし、両足で地面を蹴って走ります。スピードはそれほどでませんが、物珍しいようです。
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これはどうやって動かすのでしょうか?
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車椅子のように車輪と同軸に輪が付いています。手で輪を回して進みます。それほどスピードはでませんが物珍しさから人気があります。
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これは4輪車です。
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前に座ってハンドル操作をする者と<エンジン>になって後ろから押す者の2人組で動かします。輪が大きいのでスピードがでて、人気があります。操縦者、<エンジン>役、両方とも人気です。操縦者と<エンジン>役と互いに調整しながら運転出来ないのが子どもらしいところです。<エンジン>役は車を押して速く走るのが楽しいようです。
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一つの機種に乗ったら次は別の機種に乗って、なんども繰り返して走ります。
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うまくカーブを曲がるのはなかなか難しいようです。スピードの出し過ぎで転倒もあります。
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ゴールに向かってスパート!
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最低気温が滅多に零下にならない当地でも寒波到来で零下になりました。でもマイナス1度程度です。

そこで毎年行なうように、タライに2cm程度の深さに水を入れ、台の上にタライを載せて一晩置きました。
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タライの中の水は<上>からも<下>からも冷やされ、氷結しました。

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写真では見え難いですが、水は全て氷結しています。

登園してきた子ども達、氷ができたことに驚き、氷に触って冷たさを感じます。
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2cmくらいの厚みのある氷です。
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太陽の方向に向けると、キラキラ輝いています。

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冷たい!

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ガラスみたい!

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最低気温が零下1度程度の所では、容器に入れる水は浅く、<上>からも<下>からも冷やされるように置けば、<厚い>氷ができます。

<零度になると水は氷になる>科学的事実ですが、現実には様々な要素が絡み合っています。純粋な状態ではない現実に即して行なってみることが必要でしょう。

この氷は分けて洗面器に入れ、各教室に持っていきました。
昼食の頃、日差しの入らない所では氷はまだ残っていました。陽のあたる所では全て解けてしまいました。
<氷が解けて水になる>直接見て感ずることができました。
砂場の遊び道具としてシャベルと一緒に出ている一輪車。

子ども達はシャベルを多様に使っています。
一輪車も同様で、一通りでなくいろいろに使っています。

シャベルで砂をすくって一輪車に積み、
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砂場へ運び、積んだ砂を砂場へ入れる。
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これらは一輪車の機能(物を積み、運ぶ・・)を使っています。

積み荷を運ぶという機能を使っていない例もあります。
ただ動くという機能のみを使っている例です。
一輪車を動かす際に受ける運動感覚が興味を引いているのでしょう。

シャベルと一輪車がセットになっているようです。
荷台にはシャベルのみを載せた一輪車を動かし、バスの乗降場所まで来ました。
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載せたシャベルをどこかに運ぶのではなく、一輪車を動かしています。
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バランスを取りながら走ると、運動感覚を刺激し、<遊び>を誘発するのでしょう。
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そこで、一輪車を動かす、その機能だけを使った<遊び>を提案しました。
一輪車を<バトン>にしたリレーです。
バランスをとって速く一輪車を動かす、カーブをうまく回る・・・ちょっと難しいことです。
そこに、<思うようにいかない><揺らめき>があり、競争心を煽り、<遊び>を引き起こします。

スタート よーい、どん!
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次の走者に引継ぎ!
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物にはいろいろな機能があります。
大人は、それらの機能の内、メインのものに注目しがちです。
今の一輪車の例ですと、<物を載せて運ぶ>という機能です。
しかし子ども達は、いろいろな機能を使っています。
後半の例では、一輪車の<動く>という機能のみに注目していました。
前の記事のシャベルの例では、<掘る、掬う>という機能以外に、<地面に線を描く>、<身体のバランスをとる>など。

身体に直接感ずる<身体運動的>感覚は、子どもの場合強く作用するのでしょう。
大人は、感覚よりも概念化したこと(ある意味ではマンネリ化されたもの)に影響されやすいのでしょう。
大人にとっては子ども達の行動に新鮮な発見がある、と言えるかもしれません。

プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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