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跳び箱を跳び越す!縦長方向?横方長方向?

跳び箱の競技で開脚跳び越しがあります。

跳び箱の縦長の方向に跳び越すのか、横長の方向に跳び越すのか、二つの方法があります。

<縦長の方向>を飛び越す
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<横長の方向>を跳び越す
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写真を見ればわかるように、<縦長方向を跳び越す>には、跳び箱の前方に手をつくように、高く跳び上がるだけではなく前方にも跳ばなければなりません。
<横長方向を跳び越す>には、基本的には垂直方向に跳び上がればOKです。

<縦長方向を跳び越す>方が難易度は高いですね。
同じ高さの跳び箱を跳び越すのであれば、<横長方向を跳び越す>方が楽です。
<<高く跳ぶ>>というパフォーマンスを見せたければ、<横長方向>になります。
幼児期の跳び箱の跳び越しでは、圧倒的に<横長方向を跳び越す>が多いようです。

ところで、ただ高く跳べるというパフォーマンスではなく、運動動作として考慮した場合
<ただ高く跳び上がる(横長の跳び越し)>ことと<前方に手をつくように跳びつく(縦長の跳び越し)>ではどうでしょうか?

<前方に手をつくように跳びつく>ことは安全面につながる動作ではないでしょうか。
転んだ時、さっと手が出て身体を支える動作、特に頭部を保護する動作につながるものです。
教育要領にあるように<健康で、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける>の趣旨に叶うのは<縦長の跳び越し>ではないでしょうか。

本園では<縦長方向を跳び越す>で行っています。パフォーマンスではないのです。
また本園では体操服などの制服がありませんので、女児ではスカート姿でも行っています。
日常の姿で行うことが、先の<健康で、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける>にも叶っています。

なお跳び箱にダンボール紙を巻きつけているのは、跳び箱の段数を意識させるのではなく、自分の身体のどの部分の高さかを意
識させるためです。腰の高さなのか、胸くらいの高さなのか・・・・

平衡感覚の進化

身体の動きを安定的に保つことは安全面のみならず、様々な運動にとっても重要なことです。

4月から2ヶ月ほど経ちました。
平均台での行動はどうでしょうか?

地面から高さ40cm、幅10cm、長さ3mの平均台

年少児は地面から40cmの高さに一気に登るのはまだ無理のようです。
高さ15cmの台をつけて、階段を登るように上に上がります。
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幅10cmではまだ心もとないようで、2台くっつけて幅20cmにしてみます。
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足も交互に動かし、安定して渡っていきます。
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年中児では、高さ40cmを手を使わず、足だけで一気に登ります。
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平衡感覚だけでなく筋骨機能も発達してきたことがわかります。
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幅10cmでも安定的に渡っていきます。
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年長児では渡る途中でフープをくぐることにしました。
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足、腕、身体の全身の動きを調節して幅10cmの平均台から落ちること無くフープをくぐっています。
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安定した身体の動き、そしてリズムをもった動作が、<怪我を防ぐ>などの安全面に寄与していきます。

<昭和幼稚園のHPへもお越し下さい>

縄跳びの進化

例年今の時期は、長いロープ巻から一本一本切り、端末を加工して全園児用の縄跳びの縄を作ります。そして年中児、年長児は昨年渡した縄から新しい縄へ更新します。

縄ー長、中、少

これから園児達に渡す縄跳びの縄です。
手前から年少用、年中用、年長用です。上の年齢用は、細くかつ長くなっています。

年長児はいろいろな跳び方を行うようになってきました。

肩、肘を支点とした縄の回し方から、手首を支点とした縄の回し方もできるようになってきました。
縄を早く回す<早跳び>、腕を交差させて回す<交差跳び>などは手首を支点とした動作ができないと不可能です。

<交差跳び>です。
交差跳-1

肩を支点とした腕の動作で縄を回します。
交差跳-2

肩を支点とした腕の動作で縄を回します。
交差跳-3

肘を支点とした動作で縄を回します。
交差跳-4

手首を支点とした動作で縄を回します。
交差跳-5

肘を支点とした動作で縄を回します。
交差跳-6

肩、肘を支点とした腕の動作で縄を回します。
交差跳-7

肩、肘を支点とした腕の動作で縄を回します。
交差跳8

肩、肘、手首を支点とした動作で縄を回しています。
特に手首を支点とした動作は年中児ではほとんど見られません。
ここに腕の動作の<進化>を見ることができます。
手首を支点とした動作は<細かい>作業を可能にします。
運動だけでなく、筆記用具、楽器などを使った諸活動に大きな飛躍をもたらしています。

こちらもご覧下さい。

カテゴリ <動作ー身体の動き>

<縄跳び用縄の製作>

<昭和幼稚園HP>

投球の姿勢

<歩く>、<走る>、<跳ぶ>・・・などの基本的な動作の習得が幼稚園教育要領で述べられている<健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける>に結びついています。
<歩く>、<走る>、<跳ぶ>などは身体だけの動作です。

基本的な動作には、物を使う動作も含まれます。そのような代表的な動作として<物を投げるー投球>があります。物を使う動作には<技能>という側面が強く現れます。(身体だけの動作にも、もちろん<技能>はありますが)
<技能>は、文化的な意味合いがあります。ただほっておいても育ちません。育てる(指導)=先導者が伝えていくものです。
育てる(指導)の方法として、<エッセンスを「上から目線」で押し付ける>ような方法(いわゆるスパルタ式、日本の学校での部活などに多い方法かな?)は関心しません。
普段の生活の一部のような状況の中で行いたいものだと考えています。

今の時期、球投げのコーナーを設定しています。
球投げ-9

風船や「おばけ」に向かって各自新聞紙を丸めて作った「新聞ボール」を投げます。投球位置に板が並んでいます。なぜでしょう?

投げ終わったら、自分の「新聞ボール」を拾い、また投げる位置に戻り、風船や「おばけ」に向かって、また投げます。一定の時間に何回も何回も繰り返して<投げる>動作を行えます。

<投げる>動作で伝えるべき文化的な意味合いをもったこととは?
それは投げる姿勢です。
日頃の生活の中でボールを投げるなどの遊び(野球ごっこ)などに縁がなかった女子、女性はボールを遠く投げる動作、姿勢ができていません。投げる目標に向かって身体が正面を向いていて、身体全体が不動のままで腕の動作だけで投げるので、飛距離が伸びません。

野球の選手の動作を思い浮かべて下さい。
目標に向かって、ボールを持った腕を後ろに伸ばし、ボールを持った腕と反対の足を前へ大きく伸ばし、身体(胸)は目標物の方向と90度交差した向きになり、上半身を仰け反らして、腕と上半身一体になって投げているでしょう。大リーグのイチロー選手の外野からホームベースに向かって投げる投球はまさにこのような動作です。

<投げる目標に対して、足を前に出し、身体を正面向きではなく、斜めにして、腕と上半身一体にして投げる>この動作を、伝えていくわけです。
それをスパルタ式でなく!

投球位置にある板、この板の前方にボールを持った腕と左右反対の足を、ボールも持った腕と左右同じ足を板の後ろにと同じ置いて、投げるのです。そうすれば自然とイチロー選手のような姿勢が出来るわけです。

子ども達が投げている姿です。
球投げ-1

球投げ-2

球投げ-3

球投げ-4

球投げ-5

球投げ-6

球投げ-7

球投げ-8

どうです! すばらしいポーズでしょう!

<カテゴリ「運動」にもお越し下さい>

<昭和幼稚園のHPへもお越し下さい>

今なにをやるの?ーバランスをとって!でしょ!

入園したての年少児。登園して下駄箱の前で外靴を脱いで上靴に履き替えます。

「どっこらしょ!」とお尻を床につけて座って・・・
バランス-1

バランス-2

年長児ともなれば、立ったままで外靴を脱いで上靴に履き替えますが、
まだ入園したての年少児ではバランス感覚が未発達です。

そこで今の季節、バランス感覚を育てるような場を多く設けています。

子ども達が大好きな「ままごとコーナー」
ここでは靴を脱いで上がります。このコーナーで遊ぶことで、何回も靴の着脱の練習ができることになります。
バランス-4

バランス-3

砂場では、シャベルを使って穴を掘ったり、砂をすくいあげたり、運んだり・・
バランス-8

バランス-9
年少児では立ったままでの動作が難しくなると、しゃがんでの動作が見られます。

木の板で道を、跳箱を組み合わせて階段を作って、先生の鍵盤ハーモニカのメロディーにのって、バランスをとって歩きます。
バランス-5

バランス-6

バランス-7

片足立ちの交互歩きで、階段の登り降りができるようになってきました。

子ども達のなにげない毎日の動作の中に「バランス感覚」を養う状況を設定しています。
知らず知らずのうちに「バランス感覚」が育っていきます。
(外部からくる体育教師での指導では、このようにはいきませんよ!)

バランス感覚が育っていけば、怪我の防止にもつながり、また多様な動作が可能となっていきます。

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m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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