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リレー!バトンは何?

先週から園庭にスケーターと一輪車が出ています。

これらの遊具を使っていると、楽しみながら身体全体のバランス感覚を養うことにつながります。
幼児期の運動領域で大切なことはバランス感覚を養うことです。
色々な身体運動の基礎になります。そして身の安全にもつながります。

4月に入園した年少児もなんとかバランスをとって乗りこなすようになってきました。
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こちたは一輪車
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さて年長児や年中児では2つのグループに別れて、棒状のバトンを引き渡してリレーをよく行っています。

今回は一つのグループは棒状のバトン、他方はスケーターをバトンにして行いました。
どっちが速い?と問いかけると、<スケーター!>あるいは<走るの!>と答えはバラバラです。

よーいドン!
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みなさん、どっちが速いと思いますか?
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バトンを持った子がスケーターを追い越そうとしています。
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追い越しました!
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勝っても、負けても楽しさいっぱいです。

今度はスケーターと一輪車です。

どっちが速いでしょうか?

よーいドン!
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一輪車がスケーターを追い抜いて行きます!
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どちらが速いか?頭で想像してもわかりません。やってみたらすぐわかります。
でもどうして?子ども達も考えています。

頭も身体も使って楽しく!
こんな形式の学習、もっとたくさんやろうね!

おもちゃー機能と形態

物には<形態>と<機能>という二面性があります。

例えば、自動車では<形態>は自動車の形ですね。<機能>とはエンジンがどうの、何人乗りか、スピードはどうか・・・
カタログでみれば、<形態>は自動車の写真、<機能>は性能明細とでもいうべき specification

一般には<機能>と<形態>が深く結びついています。
乗りごごちがよく、快適な自動車は<機能>に見合った<形態>をしていますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
子ども達が遊んでいます。
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右の子どもは手に何かを持って耳に当てています。左の子どもは手に持って台の上に置いています。
暗くてよく写っていないのですが、奥の子どもも手に物を持って耳に当てています。

左の子どもも手にしている物を耳に当てはじめました。
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何を持って何をしているのでしょうか?
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どうも<電話>を持ってお話をしているのです。
<話に夢中>になっているこの顔!

スマホや携帯が一般的になった昨今の電話事情でも、この子ども達が手にしている<電話>はちょっと前の世代の固定電話のようですね。
子ども達が手にしている<電話>は<電話のおもちゃ>ではありません。
実は<乗り物のおもちゃ>なのです。

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<乗り物のおもちゃ>が電話の形(形態)に似ているから、<電話>になったのでしょう。
電話としての<機能>は<音声がつながる>ということですが、ここの場合、空気中を音声が伝わっているので、<乗り物のおもちゃ>でもこの<機能>を有しているかのようです。

子ども達は<機能>と<形態>を発見し、うまく使って<おもちゃ>として遊んでいます。
二人の子どもが離れていて音声が届かない所だったら、<乗り物のおもちゃ>は<電話>にはなりません。音声を伝えるという<機能>がないからです。

おもちゃはこの例のように<機能>と<形態>を不可分としているのではありません。大人が(おもちゃメーカー)が開発するおもちゃは<機能>と<形態>を結びつけようとするものもあれば、<形態>だけに特化したものなど様々です。
子ども達は、既成のおもちゃでなくても、様々な身の回りの物から、<機能>や<形態>を抽出しておもちゃに仕立て遊びに興じています。

このような遊びの様子に、人間としての成長に大切なことがいっぱい詰まっています。
AIが進歩しても<乗り物のおもちゃ>が<電話のおもちゃ>に変身することを導き出すことはほとんどないでしょう。AIは大量のデータから諸条件の下、最適値を導出するように仕向けられているのですから。最適値でないことを導き出せるのは人間としての証ではないでしょうか。
こんな思いもかけない経験、体験を大人の私たち、特に教育者は見出し、子ども達に気づかせていきたいものです。

磁石の不思議さ、<世界>の理解

磁石って不思議ですね。

くっついたり、反発したり、離れていても、力を及ぼしています。
私たち大人は、学校で教えられ、知識とししているので、不思議さを感じていません。

しかし磁石という存在には縁遠く、磁石に対する知識もないとしたら、不思議に思うに違いありません。
幼児期にとって磁石はまさにそんな存在でしょう。

不思議さの原因はなんでしょうか?
一般的な感覚では
<物体同士が接しているから物体間に力の及ぼし合いがある>
手で押して物を動かしている、
紐をつけた物を紐を引っぱって動かしている、
野球ではボールにバットが当たってボールが跳ばされる、
手で相手の顔を殴る(直接手が顔に当たっている)と痛さと身体のバランスが崩れる、
自動車同士が接触して車が損傷を受ける(交通事故)、etc

しかし
<接触していないのに、力の及ぼし合いがある>
これが不思議さの原因です。

自動車につけた磁石と棒につけた磁石が離れているのに、棒を押すと自動車が動く!!
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隙間を開けた2枚のガラス板の片方で磁石を動かすと、
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片方の磁石が下に落ちずに止まっている!!
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上の、または下の磁石の動きに応じて他方の磁石が動く!!
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<物同士が接触して力の及ぼし合いある>という日頃の経験から得られている<感覚>からズレていますね!!

離れていても力の作用がある<遠隔作用>という概念は日常の感覚では<不思議で理解不能>です。
磁石でも不思議ですから、物体同士には(離れていても)万有引力という力が作用している(地球と太陽は力を及ぼし合っている・・)など不思議で理解不能なことです。

<遠隔作用の不思議さ、理解不能>を解消するのに、<物と物が接して力を及ぼし合う>という日常の感覚へ立ち戻るように形成された<近接作用>の概念、<場(field)、重力場、電磁場、etc>の概念を形成していったものです。

物理学など自然科学、自然観、に留まらず、<不思議、理解不能>なことがらへの解消には、日常の感覚への立ち戻りが本質的でしょう。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を通して日常の感覚を形成し、それをもとに<世界>を認識し、<世界>を形成しています。究極的には<世界>の理解は五感を通した日常の感覚への還元であるといえます。

遊具の修理

夏休みや冬休みなど、長期にわたる休みは遊具の点検、補修の時期でもあります。
これも園長の大切な仕事です。

園児達に遊びの場を提供している六角塔の遊具(高3基、低3基)
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今年度初めに2基の柱部分が折れてしまい、高2基、低2基になってしまいました。
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20年以上前からある遊具で、約10年前に全部の柱(高9本、低9本)を取り替えました。
10年が経って、取替の時期になったようです。カタログ等に載っている遊具ではないので、部品の柱も特注です。
全部の柱(高9本、低9本)を注文をして、11月に納品になりました。

休みになり、古い柱を新しいものに取替です。
高い塔の部品です。これが3基あります。
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低い方の部品です。これが3基あります。
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六角の天板、底板と柱はロープで固定します。
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3日かけて、高3基、低3基完成させました。
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部分、部分にはキノコも生えていた、くすんだ色の柱から明るい柱に替わり、
1月に園児が登園してきたら、きっと新しい遊びを呼ぶ起こすにちがいありません。

遊び心ー大人とこども

三河湾に浮かぶ佐久島に行ってきました。

黒壁の集落に古瓦を積み上げた塀に出会いました。
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きっと廃品利用で作った塀でしょう。実用的でありながら、遊び心を意図して作ったわけではないでしょうが、結果として遊び心にあふれるものになっているのに感動してしまいました。

佐久島は野外アートでも知られた島です。

その中の一つ、<おひるねハウス>
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こちらははじめから遊び心を意図して作られたもの。
写真に見られるように中に入って<おひるね>をするには多くの人の行列があり、ちょっと無理。観光シーズンを外さないと無理か。

子ども達も積木(フレーベルの恩物)を使って遊び心を発揮しています。

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積んだ積木から覗いてみて、普段とは違う世界を覗いているんだろうね。

<おひるねハウス>から眺める<日常とちょっと違う>世界と同じかな。

はじめから何かを意図して作ったものではない、遊び心を誘発しているものは、いかにも人間的ですね。

<昭和幼稚園のHPへもお越し下さい>

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プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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