「読み聞かせ」は手段、個人が「読む」ことにつなげよう!

昨日は朝日新聞で、本日は中日新聞で絵本の「読み聞かせ」の話題が取り上げられていました。きっと多くのメディアで取り上げられていることでしょう。
本に親しみ、読書好きにする良い機会ですね。

でも、ちょっとへそ曲がりな私は、読み聞かせる側が「読み聞かせ」が目的になっている、そんな感じがしてしまいます。最近は大型の絵本も作られて、「紙芝居」とどこが違うのかな?と思ってしまいます。

本来「本を読む」という行為は個人的なもので、
本を選ぶ、それを読む、読んでいろいろな感想を抱く、また知識を得る・・・
こんな一連の行為が連なっているのです。

「読み聞かせ」てもらって、それでお終い!ではあまりにも単純!
「読み聞かせ」てもらった本を、今度は自分で「読む」に結びつけられるように配慮したらどうなのでしょう!
多くの人数に「読み聞かせ」たなら、終わったら、その本をたくさん用意して、「自分で」「読める」ようになっていたらいいのに!

さて、キッチンセットのある「ごっこ遊び」のコーナーが先週から他へ移っているので、「絵本のコーナー」にしてみました。
絵本コーナー1

置いてある絵本は、福音館発行の「こどものとも 012」
この絵本のシリーズは文字が少なく、ひらがなを多少読めるようになってきた、年長児が自分で「読む」にはちょうど良いものです。(でも、初めてページを開いた際は、ひらがなの「拾い読み」です。)

ここに本があるよ!と誘って、園児達が集まってきます。
今回は教師は本を読みません。
年長児が「読み聞かせ」ます。
絵本コーナー2
妹に読み聞かせています。

絵本コーナー3
別の年長児が別の年少児に読み聞かせています。

こんな光景に触発されて、今度は年少児が自分で絵本を選んで「読んで」います。
絵本コーナー4
文字は「読めない」のですが、絵を見ながら絵本の世界に入り「読んで」います。

まさに個人の行為として、絵本を「読んで」いるのです。

昭和幼稚園のHPへもお越し下さい。

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まとめ【「読み聞かせ」は手段】

昨日は朝日新聞で、本日は中日新聞で絵本の「読み聞かせ」の話題が取り上げられていました。きっと多くの

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なるほど

日本語の絵本だと、そうかもしれませんね
読み聞かせから、もっと広がらなければ、浅いものになってしまいますよね
私の場合は、英語ですので、読み聞かせで使う絵本が、初見で意味がわかるようにするのが目的です
そのために、他の絵本を何冊も精読します
そして、最後に1冊の絵本に出会って「わかった!」「おもしろかった!」となります
色々な読み聞かせの仕方があって良いのでしょうね

Re: なるほど

Sakasayo 様

いつもコメントをありがとうございます。

読みっぱなしでない方もたくさんいらっしゃるとは思います。

かえって、日本語でないほうがよく読んで、普段気が付かないことにも気づくかもしれませんね。
原本が日本語でない場合、日本語版で読む場合にも、そんな「気づき」が参考になりますね。

「あおくんときいろちゃん」「little blue and little yellow」ではいろいろなことに気づかされました。



実は、わたしもちょっとへそ曲がり?なのか、この「読み聞かせ」という言葉が しっくりきていません。
この言葉から、「読んで聞かせてやろう」という読み手の意思のみが強く感じらる印象を受けるからです。「読み語り」なら、まだ合点がいくのですが・・・。

Re: タイトルなし

ジェリー様

安易に同調しないで、立ち止まって考えてみる「へそ曲がり」のほうが時として本質を見れるような気がします。

確かに「読み語り」のほうがしっくりしますね。

プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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