どこが水族館?

遊具にのっている年長児
「なにしているの?」尋ねると、「水族館にいるの」
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指差している先が水槽で魚がいるのだそうです。
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「なにもいないじゃない?」と言うと「ジンベイザメ、シャチ、シロナガスクジラがいるの!」

「えさをやる!」といって上から砂を振りかけはじめました。
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「水族館の人(飼育員)みたいに、一緒に泳がないの?」と言うと、はじめは「いや〜!」と言っていたのですが、
そのうち3人とも下の<水槽>に入りました。
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この後、子ども達は教室へ行ってしまい、私もその場所を離れたので、<そこがどうして水族館なのか、等>詳しいことは聞きそびれてしまいました。
3人のうち少なくとも1人は<水族館>に行ってジンベイザメなどを見たのでしょう。ここでの遊具がどうして水族館になったのか、形か?、色などの印象か?、きっと尋ねても大人の私には理解できないことかもしれません。

大人にとっては、こんな<遊びの現象そのもの>を<まずそのまま>見ることが大切だと思います。
遊びの原因やそのような遊びの<効用>を議論したり評価することはナンセンスでしょう。子どもは大人とは異なる<世界>にいるのですから。
昨今話題になる<人工知能>とは無縁の世界でしょう。こんな遊びの世界にどっぷり浸かった体験をもつ子どもはきっと<人工知能>と対峙していけるように思います。

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No title

masa先生、今年もよろしくお願いします。

どうしてそこが水族館なのか?
面白いことです。

わが家でもソファを船に見立て、落ちたらサメに喰われる〜と
大騒ぎするあそびがあっていました。

人間のもつイメージの世界や一見ムダにも見えること、
はたまた曖昧な状態というのはどれだけ人工知能が開発され、
精巧なロボットがいたとしても真似できないだろう

そんなふうに今日ちょうど感じたものですから
masa先生の記事を読んでそうそうとうなづいていました!

人間らしさ

何にもとってかわれない崇高なものですね。

Re: No title

> masa先生、今年もよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

> 人間のもつイメージの世界や一見ムダにも見えること、
> はたまた曖昧な状態というのはどれだけ人工知能が開発され、
> 精巧なロボットがいたとしても真似できないだろう

失敗しないように、最善の方法を追求するようにプログラムを組むと破綻する、といったAI関連の新聞記事があったような。

歴史を変えるような発見や発想はそれまで<の論理>では出てこない、ある種の<破綻>から出ていることが多いように思えます。
科学分野はもちろん、芸術分野でもそうでしょう。
19世紀写真が発明され、視覚的にリアルに描くことが求められていた画家達が絵画に求めたものの変更、それは<ユークリッド幾何学的に基礎をおく投射図法>的な絵画から、その論理とは異質な日本の浮世絵、アフリカなどからもたらされた民芸品の数々の影響を受けてのものだったようです。

こどもの発想には、大人の論理では窺い知れないものが多いものです。大人の論理で切捨てるのではなく、大切に守ってあげたいものです。子ども達が大人になっても、子ども時代の記憶を保っているメモリーをなくさないようにしてほしいです。

それこそ<人間らしさ>でしょう。

No title

自分の子供の頃、子供が小さい時を思い出します。
ほんとに子供の世界は自由な世界ですですね^^
応援しておきました。ポチッ

Re: No title

コメントありがとうございます。

大人になると子どもの頃のことを忘れてしまいがちです。
「自分は子どもの頃と同じような感覚が残っている・・・」とある詩人が言っていたような。

No title

人工知能と対峙できる!!本当にそうですね…
子どものそういう遊びの現象を素直に見守れること大切だと思います。大人や保育者は、それができる環境、何も意図的に与えない時間も大切にしたいものです。
あ~そいう子どものあそび、ワクワクします♡

Re: No title

> 人工知能と対峙できる!!本当にそうですね…

新聞の新年の特集記事でも人工知能のことが取り上げられていたし、なにかと話題になることです。
一定の論理から演繹されることから逸脱がいっぱいあるのが<遊び>でしょう。
人工知能は所詮一定の論理の延長の世界。

しかしながら、これから先、生きていくのは大変!
プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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