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同じでなければいけないの?!

日本の教育では一斉学習が主ですね。

学習集団(クラスなど)全員が同じ時間に同じ内容を学習する(時間割に沿って)・・・・・・・
一斉学習が成立するとする根拠はなんでしょうか。
学習集団(クラスなど)の構成メンバーが同一の能力を持っている、ということでしょう。
だから教師の指導で全員が同じように理解し学習できる、ということなのですね。
学習集団は年齢で区切られていて、同じ年齢であれば同じような能力を持っているとみなされているのでしょう。
先生が一通りの指導をすれば、同一の場所で同一時間に、多数の子ども達が同じように学習できるのは効率がいいでしょう。
昔の寺子屋のように個別指導がメインであったら、非効率!

時間割に沿った一斉学習体系、小学校以降ではメインなものでしょう。
幼稚園や保育園での幼児教育においても然りかもしれません。

全員が理解できるように教師も努力を傾けているでしょう。
しかし、現実は思うようにはうまく効率よく進みません。
何故なら、前提になっている集団の構成メンバーの同一視が現実的ではないのです。
<先生は一所懸命やっているのに!><(できるはずなのに)できないのは子どもが悪い!>となってしまうことも珍しくありません。
学習の成果だけではありません。「ふざけている、・・・集中していない・・・・」などの態度も子どものみの責任にされる場合も多いでしょう。

自然界で同一とみなされる集団はそんなに多くはないのでは。条件によっていかようにも変わりうる・・・・・

今園庭ではバラが満開です。同じ幹から咲いています。花が同じように咲いている、と見なすか、もう萎れかけている花もあれば、これから満開を迎えるものもある、多様だな、と見なすこともできる。
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同じ幹から咲き始めているアジサイも同じ。ほぼ満開に近いもの。
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これからのもの。今この幹からは同じように開花の時期だと、見なすか、早く咲く花もあれば、これからのものもある、多様だな、と見なすこともできる。
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人間だって同じこと。
効率を求める一斉学習ばかりでなく、多様な学習形態が必要です。
同一年齢での子どもの特質、これを踏まえて個々の子どもの特質・・・・・
子どもの遊びにはそんなことを気づかせてくれることがいっぱいありますよ。

手前の帽子をかぶった二人の女児は砂を使った<遊びに>夢中。背景の子どもたちは、教師の誘いで棒登りに挑戦!
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子ども達の興味の対象も違えば、遊び(活動)での満足感も異なります。

一斉学習だけでなく、こんな遊びの一コマ一コマに大人の私たちも意義を見出したいですね。

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自然と人と

人は自然の一部なのですね。なので、自然は人の鏡。いや、人は自然の鏡か?
なのに、「人は自然を超越し、その支配まで出来る」と思いあがった思想がはびこり、世の中がおかしくなりました。
ちょっと周りを見渡せば、気づくはずなのにね。
教育の分野に、「寺子屋風」の「一人ひとり違っているから、それでいい」「それぞれだから面白い」の風を吹かし続けてくださいな。

Re: 自然と人と

コメントありがとうございます。

> 人は自然の一部なのですね。なので、自然は人の鏡。いや、人は自然の鏡か?
大局的ににれば人は自然の法則の中で生きていけるのですね。
逆らったらロクなことはありません。

> なのに、「人は自然を超越し、その支配まで出来る」と思いあがった思想がはびこり、世の中がおかしくなりました。
> ちょっと周りを見渡せば、気づくはずなのにね。
まさに自然の法則に逆らっている証ではないでしょうか。

<相生山からのメッセージ>でいつも感じていることは、植物の自力の力、人と共存できる大切さです。
これからもよろしくお願いします。

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Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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