最低気温が滅多に零下にならない当地でも寒波到来で零下になりました。でもマイナス1度程度です。

そこで毎年行なうように、タライに2cm程度の深さに水を入れ、台の上にタライを載せて一晩置きました。
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タライの中の水は<上>からも<下>からも冷やされ、氷結しました。

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写真では見え難いですが、水は全て氷結しています。

登園してきた子ども達、氷ができたことに驚き、氷に触って冷たさを感じます。
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2cmくらいの厚みのある氷です。
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太陽の方向に向けると、キラキラ輝いています。

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冷たい!

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ガラスみたい!

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最低気温が零下1度程度の所では、容器に入れる水は浅く、<上>からも<下>からも冷やされるように置けば、<厚い>氷ができます。

<零度になると水は氷になる>科学的事実ですが、現実には様々な要素が絡み合っています。純粋な状態ではない現実に即して行なってみることが必要でしょう。

この氷は分けて洗面器に入れ、各教室に持っていきました。
昼食の頃、日差しの入らない所では氷はまだ残っていました。陽のあたる所では全て解けてしまいました。
<氷が解けて水になる>直接見て感ずることができました。
砂場の遊び道具としてシャベルと一緒に出ている一輪車。

子ども達はシャベルを多様に使っています。
一輪車も同様で、一通りでなくいろいろに使っています。

シャベルで砂をすくって一輪車に積み、
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砂場へ運び、積んだ砂を砂場へ入れる。
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これらは一輪車の機能(物を積み、運ぶ・・)を使っています。

積み荷を運ぶという機能を使っていない例もあります。
ただ動くという機能のみを使っている例です。
一輪車を動かす際に受ける運動感覚が興味を引いているのでしょう。

シャベルと一輪車がセットになっているようです。
荷台にはシャベルのみを載せた一輪車を動かし、バスの乗降場所まで来ました。
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載せたシャベルをどこかに運ぶのではなく、一輪車を動かしています。
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バランスを取りながら走ると、運動感覚を刺激し、<遊び>を誘発するのでしょう。
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そこで、一輪車を動かす、その機能だけを使った<遊び>を提案しました。
一輪車を<バトン>にしたリレーです。
バランスをとって速く一輪車を動かす、カーブをうまく回る・・・ちょっと難しいことです。
そこに、<思うようにいかない><揺らめき>があり、競争心を煽り、<遊び>を引き起こします。

スタート よーい、どん!
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次の走者に引継ぎ!
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物にはいろいろな機能があります。
大人は、それらの機能の内、メインのものに注目しがちです。
今の一輪車の例ですと、<物を載せて運ぶ>という機能です。
しかし子ども達は、いろいろな機能を使っています。
後半の例では、一輪車の<動く>という機能のみに注目していました。
前の記事のシャベルの例では、<掘る、掬う>という機能以外に、<地面に線を描く>、<身体のバランスをとる>など。

身体に直接感ずる<身体運動的>感覚は、子どもの場合強く作用するのでしょう。
大人は、感覚よりも概念化したこと(ある意味ではマンネリ化されたもの)に影響されやすいのでしょう。
大人にとっては子ども達の行動に新鮮な発見がある、と言えるかもしれません。

砂場の遊び道具としてシャベルと一輪車を出しています。
子ども達の使い方を見ていると、大人とは違った発想が見られます。
固定観念に捕われて、大人にとっては<シャベル=砂や土をすくったり、掘ったりする道具>です。

子どもも上記のような使い方もしていますが、もっと多方面に使っています。
シャベルを手に持って土や砂と接したときの様々な結果が感覚を刺激するのでしょう(感覚運動的な行動、思考)。
シャベルを地面上で動かせば線が描ける!
シャベルを地面につけながら走れば長い線が付く!曲がれば曲がった線がつく!・・・

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この年少児のように、園庭のあちこちでシャベルを2本持って走り回っている子どもがたくさんいます。

砂場に目を遣れば、2本のシャベルをストック代わりにして砂場の縁を落ちないように歩く年長児。
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先ほどの年少児もこの年長児を見て一緒に縁を歩きます。
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この様子を見て他の年長児も一緒に縁を歩こうとしました。
しかし一人2本のシャベルはありません。
そこで、シャベルを譲り合い、一人1本のシャベルにしたようです。
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先頭の青い服の年少児は、年長児とは直接の繋がりがない、ので2本のシャベルを使っています。
1本のシャベルでは、はじめは「おっとっと!」ちょっと不安定です。

しかし、さすがは年長児!1本でも落ちずに縁を歩きます。
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シャベルの使い方のいろいろな発想、限られた本数のシャベルを仲間で譲り合い、行動を共にしようとする発想・・・
大人が設定したプログラム(時間割とかカリキュラムとか称する型にはまったこと)では見られない<成長にとって大切な>姿がたくさん見られます。そしてこのような子ども達から出てくる発想、行動を他の子ども達に伝達していくことも教師の大切な役割でしょう。ただ<教え諭す(学校用語で言えば教諭)>ばかりではありません。

<昭和幼稚園のHPへもお越し下さい>
休日の園庭は静です。

風の吹き溜まりには建物一つ向こうのイチョウやカエデからの葉が溜まっています。
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自然の造形は心が和みます。

子ども達がいないと雀も訪れます。
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こちらに向かって「あいさつ」しているかのようです。
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トランポリンで飛び跳ねます。

トランポリンには一人しか乗れません。
集団でトランポリンを使おうとすると、一人以外は待つことになります。
集団の人数が多ければ多いほど、待つ時間が長くなります。
トランポリンに乗って飛び跳ねる時間より、待っている時間の方がずっと長くなります。

そこで、待っている子も飛び跳ねている子も一体感を持つように!
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待っている子は鈴やミニタンバリンやカスタネットも持って、飛び跳ねる子のリズムに合わせて!
タンタン!シャララー! タンタン!シャララー! タンタン!シャララー! ・・・

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トランポリンや跳箱など、その教具には一人しか対応できないものがあります。
集団で使おうとすると、一人以外には待っていなければなりません。
例えば、20分間、一つのトランポリンを20人で使うとしましょう。
トランポリンで飛び跳ねることはほんの数分間でしかありません。
20分間のほとんどの時間は待っているだけです。

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担当の教師は20分間全ての時間、指導です。
教師はすべての時間を指導に費やして<充実>した時間を過ごしたかもしれません。
しかし子ども達は・・・????

こんな状況、教育現場でけっこうあるのでは?

子ども立場に視点を置いてみること大切ですね!
プロフィール

m.k.masa

Author:m.k.masa
諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園園長です。
京大理学部卒、大学院修了
(うさぎ年です)

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